<TOPへ>
 商圏設定

 商圏・PRエリアの設定についてご相談ください。info9@tajima-m.com
1次商圏、2次商圏、PR5割商圏、コア商圏、戦略的商圏等・・・・・

◇会員や名簿のデータから ➣ 実際の住所や〒(郵便番号)から設定
◇アンケートのデータから ➣ 大字または市区町村データから
  ※3万円~
★住所などの個人情報でなく、郵便番号から設定します。★
<アンケート結果、ポイントカード(売上、人、回数ベース)、キャンペーン応募用紙から>

KDDI LOCATION DATAを利用した商圏設定サービス(案内ページへ)

2020年国勢調査の最新結果を利用した商圏プロファイルの変化把握(案内ページへ)

■インターネットアンケートシステムを利用した来店客・来館客調査
 ➔コロナ禍における感染防止を意識した格安調査手法は、これです。

質問10問・画面作成・レンタル代(1カ月)・報告書・商圏設定・お願い状 ➔ 20万円~
(ショッピングセンターなどの大型店舗舗・観光施設など)

1.商圏とは、・・・・・
・「商圏と売上高予測」(市原実氏)  ⇒ 『「商圏」とは、単独あるいは集積の商業施設が顧客を吸引できる地理的範囲』
・「船井流マーケティングの真髄」(小山政彦氏)  ⇒ 『「商圏」とは、店に買物に来る客の住んでいる地域』と定義されています。

     曖昧な表現で「商圏」と言った場合、その定義すら明確でなく、具体的な数値で示すこともむずかしい。

     それは、「商圏」自体が、その店舗の立地・規模・業種・業態などによって、違ってくるためと考えられます。 

        例えば、・・・・・・・ 
          ・販売商品  ⇒ 最寄品、買回品                 
          ・立地場所  ⇒ 銀座にあるケース、新宿駅にあるケース、郊外の駅前にあるケース

           ・ ターゲット   ⇒ 20代、60代以上、OL、有職主婦、学生など・・・・・・  


 <商圏の「広さ」や「厚さ」などに影響を与える要因>

○販売商品(取り扱い商品)

○売場の広さ(規模)

○立地する街の商圏

○単独店か、大型店舗内か

○隣接する商業集積の状況

○周辺環境(人口密度・年齢などのデモグラフィック要因・・・)

○交通の利便性

○線路や川などの阻害要因の有無

○競合店舗の商圏

○大規模商業集積の有無

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
<商圏の形状>

 

商圏の設定

    商圏を設定される際、“実態の商圏”で設定するのか、また“戦略的な意図”を持って、商圏設定をするかで内容が違ってきます。
  一般的に「商圏」と行った場合、「実態の商圏」のことです。戦略商圏は、「実態の商圏」の把握した後、「戦略的な意図」を持って「戦略エリア」
  を加える。

 
 

  
 a)設定基準
      
      基本的な「実態商圏」の分類について「設定の基準」の紹介

標準的な設定方法は、顧客の分布数を基に商圏を把握する方法が一般的です。以下、設定基準について紹介しますが、これまでの
経験からみるとこれが正解というものはありませんので、その都度判断しています。
私の個人的に設定方法は、お客様にわかりやすいように、
客様居住地者の累計5割のエリア、累計7割のエリア、累計8割のエリアなど
累計構成比を示すようにしています。
<中小企業庁編の商圏>


    [売上・客数の構成比を求める方法] 

     1次商圏 ⇒ 売上または客数の60%程度以上を占める顧客の範囲

     2次商圏 ⇒ 1次商圏以遠で売上または客数の30%程度以上を占める顧客の範囲

     3次商圏 ⇒ 2次商圏以遠で売上または客数の5%程度以上を占める顧客の範囲

    [その地域からの需要で求めるやり方]

     1次商圏 ⇒ 商圏内消費需要の30%以上を吸収しているエリア

     2次商圏 ⇒ 商圏内消費需要の10%以上を吸収しているエリア

     3次商圏 ⇒ 商圏内消費需要の5%以上を吸収しているエリア

    

    <牛窪氏>

     1次商圏 ⇒ 顧客の68%が集中しているエリア

     2次商圏 ⇒ 顧客の27%が    〃

     3次商圏 ⇒ 顧客の5%が     〃

    <渥美氏>

     特定の1店舗への来店見込み客の8割が居住している地域



    <USAスーパーマーケット>

     1次商圏 ⇒ 70%

     2次商圏 ⇒ 25%

     3次商圏 ⇒ 5%

    <その他>

    [その地域からの出向率で求める方法]

     1次商圏 ⇒ 来店頻度が週2回以上


  
b)設定に使うデータ
 

     ①市場調査によるデータ    

        ・退店客に対し、自記式調査や面接調査で住所を質問する。 ⇒ 「丁目くらいまで質問」

        ・小さな郊外店(SC)であれば、500サンプルくらいで可

        ・土曜日や日曜日など、その店舗の商圏が広くなるときに調査を実施するのが好ましい。 (折り込みチラシを実施した土曜日など)

  

     ②既存の名簿データによるもの

        顧客名簿・ポイントカードの住所・プロモーション参加者の住所など  

         ◆ポイントカードホルダーの名簿

             ・最近その店を利用していない方の名簿は、なるべく除外する。(最近利用のない人 ⇒ お店の内容で、その都度検討)

             ・利用金額などのデータが付帯してあれば、商圏の特徴がよくわかる。

             ※カードホルダーなどで、支出金額総額などがわかれば、その金額でも可。                   

         ◆プロモーションの参加名簿など    

             ・プロモーションの内容によっては、名簿が偏っている可能性があるので注意。

             ・その店の利用者全体をターゲットにしたプロモーション名簿をなるべく利用する。 


  
  C)商圏設定の作業

   ○「商圏」と予想できる商圏内の商圏設定単位(市区町村・大字・丁目)に、ランク付けをする作業。

      ・プライオリティを決める作業。(⇒ 「ABC分析」と同じような考え方) 
 
      ・プライオリティが高いエリア ⇒ そのエリア(商圏設定単位)の人口・世帯に対し、顧客の比率が高いエリア(広告などのマーケティング
       活動を行った場合、レスポンスが高いエリア)


      





    
  
  ○顧客数や調査での出現サンプル数をそのまま世帯数や人口で除したケース
 
       こちらのケースが簡単にできます。調査などで出現数が少ない場
      合は、数値がかなり小さくなるので、数値を調整します。
      商品がパーソナルユースか、世帯ユースかで、人口で除すか、世帯で
      除すかは、その都度判断。
 


  d)商圏マップの作成単位

           ・「市区町村単位」 ⇒ 横浜駅などの大きな駅の商業集積のケースなど、都心の店舗のケース

     
           ・「大字単位」 ⇒ 郊外のショッピングセンター、商圏が2~3キロ以上に及ぶケース

     
           ・「丁目単位」   ⇒ 商圏が2キロ以内のケース

       
         ☆折込エリアなどに利用する場合は、大字単位以下でマップ化した方があとで利用し
やすい。

 

   e)データがない場合の商圏設定 <店舗オープン前>

   
  店舗のオープン前の商圏の設定(仮商圏の設定)を紹介します。一つだけの設定方法を採用せず、複数実施して、総合的に判断すること
          が多いです。


➀ ハフモデルによる商圏の設定 

  自店の店舗面積と競合店の店舗面積、各地 域との
   店舗間の距離から各地域の集客を算出する方法です。
 
 ② 人口分布数と使って商圏を見極める方法

   人口や世帯数のメッシュ統計をマップ化するこ
      とで、獲得すべきエリアがわかってきます。 戦略
      商圏の設定に有効です。
 
③ 自動車や電車の所要時間で設定する方法 

   同種の競合関係がない時などに有効な方法です。
 
④ 公的機関の買物調査結果などをマップ化 

   地域の大規模な繁華街等に立地する場合に有効
  です。商品群ごとに調査結果が掲載されていますの
  で、その中から適切な商品を選択します。

  
 
⑤ マンションなどの販売エリアの設定 
  

  国勢調査の結果に5年前の住所のデータが各市区町
 村ごとに掲載されています。販売開始前など販売デー
 タがない時には、参考になります。

 

 商圏分析(商圏の質)のページへ

Copyright Tajima Marketing Com. All Rights Reserved.