商圏設定 |
商圏・PRエリアの設定についてご相談ください。info9@tajima-m.com 1次商圏、2次商圏、PR5割商圏、コア商圏、戦略的商圏等・・・・・ ★住所などの個人情報でなく、郵便番号から設定します。★ <アンケート結果、ポイントカード(売上、人、回数ベース)、キャンペーン応募用紙から>
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1.商圏とは、・・・・・・「商圏と売上高予測」(市原実氏) ⇒ 『「商圏」とは、単独あるいは集積の商業施設が顧客を吸引できる地理的範囲』 ・「船井流マーケティングの真髄」(小山政彦氏) ⇒ 『「商圏」とは、店に買物に来る客の住んでいる地域』と定義されています。 例えば、・・・・・・・ ・ ターゲット ⇒ 20代、60代以上、OL、有職主婦、学生など・・・・・・ |
<商圏の「広さ」や「厚さ」などに影響を与える要因> ○販売商品(取り扱い商品) ○売場の広さ(規模) ○立地する街の商圏 ○単独店か、大型店舗内か ○隣接する商業集積の状況 ○周辺環境(人口密度・年齢などのデモグラフィック要因・・・) ○交通の利便性 ○線路や川などの阻害要因の有無 ○競合店舗の商圏 ○大規模商業集積の有無 ○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
<商圏の形状>![]() |
2.商圏の設定 標準的な設定方法は、顧客の分布数を基に商圏を把握する方法が一般的です。以下、設定基準について紹介しますが、これまでの <中小企業庁編の商圏>
1次商圏 ⇒ 売上または客数の60%程度以上を占める顧客の範囲 2次商圏 ⇒ 1次商圏以遠で売上または客数の30%程度以上を占める顧客の範囲 3次商圏 ⇒ 2次商圏以遠で売上または客数の5%程度以上を占める顧客の範囲 [その地域からの需要で求めるやり方] 1次商圏 ⇒ 商圏内消費需要の30%以上を吸収しているエリア 2次商圏 ⇒ 商圏内消費需要の10%以上を吸収しているエリア 3次商圏 ⇒ 商圏内消費需要の5%以上を吸収しているエリア <牛窪氏> 1次商圏 ⇒ 顧客の68%が集中しているエリア 2次商圏 ⇒ 顧客の27%が 〃 3次商圏 ⇒ 顧客の5%が 〃 <渥美氏> 特定の1店舗への来店見込み客の8割が居住している地域
1次商圏 ⇒ 70% 2次商圏 ⇒ 25% 3次商圏 ⇒ 5% <その他> [その地域からの出向率で求める方法] 1次商圏 ⇒ 来店頻度が週2回以上 ①市場調査によるデータ ・退店客に対し、自記式調査や面接調査で住所を質問する。 ⇒ 「丁目くらいまで質問」 ・小さな郊外店(SC)であれば、500サンプルくらいで可 ・土曜日や日曜日など、その店舗の商圏が広くなるときに調査を実施するのが好ましい。 (折り込みチラシを実施した土曜日など)
②既存の名簿データによるもの 顧客名簿・ポイントカードの住所・プロモーション参加者の住所など ◆ポイントカードホルダーの名簿 ・最近その店を利用していない方の名簿は、なるべく除外する。(最近利用のない人 ⇒ お店の内容で、その都度検討) ・利用金額などのデータが付帯してあれば、商圏の特徴がよくわかる。 ※カードホルダーなどで、支出金額総額などがわかれば、その金額でも可。 ◆プロモーションの参加名簿など ・プロモーションの内容によっては、名簿が偏っている可能性があるので注意。 ・その店の利用者全体をターゲットにしたプロモーション名簿をなるべく利用する。 |
C)商圏設定の作業 ○「商圏」と予想できる商圏内の商圏設定単位(市区町村・大字・丁目)に、ランク付けをする作業。 ・プライオリティを決める作業。(⇒ 「ABC分析」と同じような考え方) ・プライオリティが高いエリア ⇒ そのエリア(商圏設定単位)の人口・世帯に対し、顧客の比率が高いエリア(広告などのマーケティング 活動を行った場合、レスポンスが高いエリア) ![]() |
○顧客数や調査での出現サンプル数をそのまま世帯数や人口で除したケース こちらのケースが簡単にできます。調査などで出現数が少ない場 合は、数値がかなり小さくなるので、数値を調整します。 商品がパーソナルユースか、世帯ユースかで、人口で除すか、世帯で 除すかは、その都度判断。 |
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d)商圏マップの作成単位 ・「市区町村単位」 ⇒ 横浜駅などの大きな駅の商業集積のケースなど、都心の店舗のケース |
e)データがない場合の商圏設定 <店舗オープン前> 店舗のオープン前の商圏の設定(仮商圏の設定)を紹介します。一つだけの設定方法を採用せず、複数実施して、総合的に判断すること が多いです。 |
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